雨の合間に瓦屋根診断へ行って来ました。
お施主様は、台風、地震が怖いので瓦を降ろし、スレートに葺き替えてほしいとのご要望でした。
海が見える場所なので潮風による塩害の影響を心配いたしましたが、瓦が赤渇瓦別名塩焼き瓦といわれるもので、焼成加熱の終了と前後して塩を投入して焼成された瓦なので、硬く塩害の影響を受けない瓦です。
崩れ始めた大棟の取り直し、軒先唐草瓦、妻側袖瓦の取り付け直しを行えば、台風の強風でも安心、地震の影響は新築時の設計段階でで瓦を葺き上げるような丈夫な軸組で建てられているし、海岸が近くとも岩盤の上に建っているのでこれも安心。
築年数を考えれば、葺き替えるよりも補修工事をお勧め致しました。
何より、この瓦屋根の色合いが今の瓦では出せない、赤茶のいい色。瓦屋根も町並から外したくありませんし、総合的に判断してももったいないので、補修工事にしていただきました。


